早寝早起き


早寝早起きと聞くとおそらく多くの人が健康的な生活を連想するだろう。つまり、それだけの難易度なのだ。

全然うまくいかないのが普通

休職中に、復職に向けて早寝早起きを試みることがあるだろう。多分、全然うまくいかないと思う。大丈夫。ウツじゃない人でも何もない休日が続いたときに、早寝早起きができるかというと難しいのだ。落ち込む必要はない

もしかしたら、まだまだ自堕落に寝て起きて、干物生活を送っていたほうがいい時期なのかもしれない。
「なーんか早起きしたいなぁ・・・」
そう思ったら始めたらいい。

朝型夜型中間型があるらしい

この早寝早起き、なかなか手ごわい。
恐ろしいことに、朝型になれない人もいるようなのだ。

ただ朝型とはいっても、それは4時とか5時起きの話であって、6時半とか7時に起きるぶんにはおよそ問題はないと考えて構わない。

それでも自分を夜型と感じるのなら、まずは朝9時に起きる練習から始めてみても良いのではないだろうか。

早く起きるから早く寝る?

まずは早く起きるというのが定石らしい。
ただ、早く起きたからといって、すぐに早く寝られるわけではない

一般的にサイクルに慣れるためには2週間ほどかかるようだ。ダメ人間とか関係なく、である。
まずは最低2週間、挑戦し続けてほしいが、早起きなんてしなくていいやと思ったらいつでもやめていいのである。

あまり気にしない

私は不眠を患っていたが、そもそも「よく眠れないなー。足りないなー。つらいなー。」と思わなければ不眠ではないのである。

今でも3時半まで寝れなくて7時起きということがあるが、「日曜でお昼寝しちゃったし、明日、行きの電車と昼休みで仮眠っすれば大丈夫」と思えば、意外と平気だったりする。

基本に忠実に

寝る直前にしてはいけないとされるものは、もちろんやらないほうがいい。
入浴、食事、飲酒、ゲーム、テレビは控えたほうがよいとされている。

こんなことを言っては元も子もないのだが、「お酒をやめるくらいなら不眠でもいい」ということで私はお酒をやめていない。しっかり寝たいときはそもそもお酒を飲みたいと思わないので、困っていない。

規則正しい生活をしなくてはいけないわけではないのである。そのほうが楽だと思うのであればそうすればいいのであって、そこは選んでいいのだ。幸せな生活に規則正しい生活は必須ではない

早寝早起きを諦めるということではなく、これはもはや完治の目安みたいなもので、最初からこの結果だけを目指すのは大変だという話である。いろんな心の課題をクリアしたその先に、早寝早起きがあるのだと思っていたほうがいい。
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