生活行動レコーディング回復法


そんな名前の回復法があるのかはしらないが、生活行動を記録していくことで、自分の行動一つ一つに注意を向けるというやり方は、病院でもとられているようだ。感覚的にはレコーディングダイエットに近いのかもしれない。

これはある程度、心の疲労が抜けて、生活を見なおしていこうというときに始めるものだ。不安に押しつぶされそうな人はちょっと待ったほうがいいかもしれない。

現状把握が目的

自分の感情をつかむのはなかなか難しいので、最初はメンタルではなく、フィジカルをチェックしていくと気づきがある。
自分の起きた時間や寝た時間、ご飯の時間、そういうのをつけておくと崩れる傾向が現れたりすることがわかる。
起きた時の睡眠の満足度や寝る前の日中の満足度をつけるようにすすめられることもある。
まずは記録だけして感想を挟まないほうがやりやすいと思う。

自分のペースを守る

記録をつけるのが好きな人も、毎日記録するという習慣が億劫な人もいる。

前者は記録したいものをどんどんつけて、後で選別すればいいだろうが、後者は無理をしない方がいい。
恐らく、生活サイクルを見直すのが主体となるだろうから、眠った時間帯だけをつけるのでも意味はある

水蕗流はGoogleカレンダーを使う

私は、Googleカレンダーを使って、眠った時間を記録するようにしていた。

安定しないうちは昼寝が4時間とか夜は寝てないとか「就寝」や「起床」で片付かないことが多い。
Googleカレンダーならビッとドラッグして「睡眠」として簡単につけられる。
食事が不定期な場合でも「食事」としてつければいい。
なにも、朝昼晩の三度の食事をしなくてはいけないわけではないのだ。
記録に合わせて生活態度を改めるのではなく、うまく記録しやすいツールを選ぶことに注意したい。

その日の満足度や気付きなどは、終日の繰り返しの予定として登録しておき、その日になったら、その日だけ予定のタイトルを書き換えるようにしていた。

具体的には、「日中満足度:/10」で繰り返し登録をしておき、「日中満足度:5/10」とその日だけ予定を書き換えるのだ。これなら書き忘れも防げるし、見直すときもカレンダーの同じ位置に表示されるのでチェックしやすい。

もちろん、エクセルを使ってもスプレッドシートを使っても、それを紙に出力してもいいが、私は、最初のうちは頻繁に項目を増減させたりするので、その邪魔をしないためにこのツールを使った。

反省は要らない

何度もいうが、これは生活サイクルを矯正しようということではなく、生活サイクルを知ろうとするアクションだということだ。
ただただ記録をするだけでいい。その結果、「放っておくと2週間周期で昼夜逆転するんだな」とか分かるかもしれない。

そういう自分でも知らなかった傾向をつかむのが目的なので、まずは続けることが大切だ。

「回復法」といっておきながら、実はこれでは何も回復しない。回復の狼煙をあげるだけである。

目的は自分を知ることであるが、これから克服にあたってこの「自分を知る」というのがずっとついて回る。自分の限界や傾向は常に変わる。意外と慣れや感性でやっていて自分のことを全然知らなかったことに唖然とする

ただこれが本当に役に立つし、うつをきっかけに得た大切なものになることだろう。単なるレコーディングだと侮る事なかれである。

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