リハビリ期が本当の試練

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休職をして数ヶ月。
多少、入眠に難があるものの、日常生活を普通に送れるようになって「さあ復職だ」となったときからが、本当にツライ時期となる。
休職明けは自殺者が出るのが多い時期とされているので「ツライのは自分だけじゃない」と思ってほしい。

完全に治ったと思われる

会社の人間は休職をしたので完全に治ってから戻ってくると思っていることがある。
中には「休んだのになんで治っていないんだ」と怒り出す人もいる。

そんなことをいわれても完全に治るまで休養していたのでは仕事が無くなってしまう。

医者から診断書をもらって時短出勤からはじめたりと、会社に協力をあおがなくてはいけないが、そもそものウツの原因がその職場のその環境だったりすると、なかなか難しいかも知れない。

また、ウツの原因がその職場のその環境ではない場合は、それはそれで申し訳ないという気持ちが起こってくる。

踏ん張りが全く効かない

表面上は治ったように感じるが、MPが少ない状態なのでまったく余裕が無い。

ちょっと不測の事態が起こると、頭が真っ白になる。
まわりのペースが早すぎてついていけない。
自分がバカになったんじゃないかと思う。

この絶望感たるや半端ない。本当に自分は必要ではないと感じてしまう。

上司に責められる

たとえ診断書が出たとしても、出勤している以上、その約束事が守られないと注意をされる。
不調で苦しんでいても、「それを考慮した出勤形態になっているはずだから、それが達成できないのはどういうことか」と詰められるわけだ。

どういうことかといわれても、自分でも分からない。
上司のいっていることは分かる。上司は悪くない。
頭の処理も追いついていないので、更に真っ白になる。

「悪いのは私なのか?」

焦ってはいけない

休職明けはとにかく普通に戻ろうとする。
でもまだ治ってはいない。
まだMPがジリ貧になるマインドセットを治していないので、いずれ枯渇する。

休職でちょっとMPの蓄えができたので、それがあるあいだにジリ貧マインドセットを治さなくてはいけない。
ちょっとのMPを踏ん張りに使ってしまったら、あっという間に休職に逆戻りである。

頑張り方を間違えない

頑張って会社にいくのではなく、頑張らなくても会社に行けるようにしなくてはいけない。
変なところに力が入らないように努力しなくてはいけない。
これは努力しないとそのようにはならないのだ。

休職明けはとにかくツライ。誰も協力してくれない感じがたまらないと思う。
「みんなそうだから頑張れ」とはいわない。
ツライのは当たり前なのだから、会社を辞めてしまってもそれはしょうがないと思う。
全く違う別の人生を歩んでもいいのではないだろうか?とにかく死んじゃダメだ。
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