テレビをつけたり動画を流したり
そもそも外に出て楽しめたらいいのだが、休日は人ごみがつらい。ただ、しーんとしているといつの間にか不安に心が占拠されてしまう。
そこで、環境音として映像を流しておくことをおすすめする。(これはみんなやっていることだろうと思う。)
もちろんガッツリ見るのは構わないが、だらだらと見るのは妙に疲れるのでやめたほうがいい。特に酒を飲みながらだらだらするのは、不安を増幅させてしまうことが多い。(私もやってしまう。)
では何をしていればいいのかというと、作業がおすすめだ。
こうしてブログを書いてもいいし、皿洗いをしてもいい。掃除をしてもいい。とにかく、生産的なことがいい。少しずつ前に進んでいる感じのするものがいい。
適度であれば、ゲームであってもいいと思う。とにかく「不安」に集中しないことだ。
軽い運動
暇さえあればスクワット・・・というわけにはいかないだろうが、すこし負荷の高い運動であれば、不安のスパイラルを一旦切ってくれる。
血の巡りとかそういうことではなく、体の動きや筋肉の調子みたいなものに気が向くので、「いまここに集中」と同じような効果が期待できる。
ただ、この運動というのは、始めるのがなかなかつらく、精神力も使う。
始めることさえできれば効果はでるのだが、そこが一番難しい。
職場にいるのであれば、階段の昇り降りというのが導入が自然な上に結構効果的でおすすめだ。
入浴
入浴は物思いに耽やすいので、そのことには注意したほうがいい。
これは自宅にいるときの運動への導入として使うのがおすすめ。
ぱっと入って体を温めて、半裸の状態でダンベルをもってふんすふんす。
ちょっと汗をかいたらまたお風呂に入る。
お風呂から上がったら汗は絶対にかいてはいけないということはない。また入ればいいのだ。
今の気持ちに向き合う
不安から逃げようとすると意識してしまうので余計に不安になっていくことがある。
いつも真摯に向き合う必要は無いと思うが、気持ちの棚卸しは折を見てしたほうが楽になれる可能性が高い。
なぜ不安なのか。
やっておいたほうがいいことをやらなかったからなのか?あるいは、考えてもしょうがない未来に起こるかもしれない不幸を前倒ししているのか?
今、打てる手はあるのか?
それは相談しなくてはいけないのことなのか?あるいは自分の裁量でやって構わないことなのか?
そういうことをいったん紙に書き出しておくと、途中でつらくなっても棚卸しのやり直しにならなくて済むし、また不安に思ったときに見ると気持ちの整理もしやすい。
忙しくしてごまかすようにするのも一つの手ではあるが、気持ちの棚卸しはやっておこう。
最後に
自分にとって初めてのことであっても、人類が通ってきた道ということであることがほとんどである。
今生きている人は死んだことがないが、生まれてきた人は必ず死んでいくのである。
完全に境遇が同じことはないだろうが、自分と同じ気持ちになった人はいくらでもいるものである。他と比べるということではなく、「この気持はそう特別なことでもない」という視点も持っていると楽になれる。