ウツのときは睡眠の質よりも悪夢が増えたことを喜ぼう

今日は最初に一つ、自分を褒め称えたいと思います。

数日前に書斎の蛍光灯が切れかかり、ついに切れてしまったのです。それを、今日、替えの蛍光灯を購入して、付け替えました。素晴らしい!

こういう身の回りの備品の整備というのは、とても大切なことですので、汚部屋だろうとなんだろうと、一つできたことを讃えてみるテスト、です。(今月中にガス湯沸かし器の点検の予定を電話で入れるなんていう修行も残っていますが・・・)

さて、睡眠のお話です。

「睡眠時間そのものにはあまり意味はなくて、睡眠の質が大事」というお話は聞くと思います。ただ、ここでいいたいのは質の話ではあるものの、質をあげる話ではありません。

いま、私は休職みたいなものなのですが、最初は全然気持ちよく眠れませんでした。それをいうと今でも怪しいものです。ただ、悪夢を見つつも、眠ったように感じるようになってきました。

これはどういう変化なのだろうかと考察してみました。

この「再発中」のタグの流れで、「うちの会社はテレワークが可能」という話をしたと思うのですが、それゆえに、自宅にいても心が休まりにくいところがありました。割りといつでも警戒態勢というわけです。どこかに力が入っている待機状態です。当直と同じで、それは休みではありません。

それが、ここ最近、やっと緩んできました(とはいえ、まだ土日込みで一週間ですが)。

すると、どっと眠気が襲ってきて、布団からまったく出られない状態になりました。睡眠時間をつけようとはしているのですが、ゴロゴロしているうちに眠りに落ちたりしてよく分かりません。ただ、1日に12時間以上は確実に寝ています。

いや、逆にこの状況だから「緩んできた」と認識している部分があります。

長い時間眠るには、2つの条件があると思っています。

1つは、心と同じくらいに体が疲れていること。心と体の疲労のバランスが重要です。本当は有酸素運動で疲れるのが良いのでしょうが、とりあえずは少しの筋肉痛が出る程度のスクワットとプッシュアップでなんとかしています。

もう1つは、体力があること。長い間横になるには、実は体力が必要なのです。水も食料もない状態で横になるのですから、余力がなければ長時間寝ることはできません。(ここから導き出されるのは、適度な運動は結構大事ということかと。)

これは、いわゆる好転反応といって良いのかもしれません。(ただ、この言い方をしているエセ科学が多いので、個人的にキーワードとして使いたくありません。)

このとき、よく、悪夢を見ます。それはそれでいいのです。

人は寝ているときに、緊急の事態を妄想し対応するという脳の学習フェーズがあるといいます。恐らく、(中二病風にいわせてもらうと)悪夢は脳が妄想空間上でおこなっているシミュレーションと言えるでしょう。

つまり、シミュレーショントレーニングができる力が戻ってきているというわけです。これは、順調ということです。悪夢が見れるほどの余力が生まれてきたのです。

悪夢が見れる自分を褒めてあげましょう。これこそ、いい傾向です。ウツきっかけであるならば、間違いありません。

ただ、やはりここまで持っていくには、運動が良いことは言っておきたいと思います。生存本能を呼び覚ますのは、運動が一番です。握力トレーニングだけでもOKです。自分にあったかたちでの運動を是非取り入れていただきたいと思います。

「長時間眠るには体力が必要」というのと「悪夢は脳の備え」ということだけは覚えていってくださいね。

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