寛解していたのに再発の兆し

皆様、ご無沙汰しております。

2018年1月に14年勤めていた会社を辞め、2月から少人数のベンチャー企業で働きはじめておりましたが、1ヶ月を経て、かくっときてしまいました。

原因と思われることを書き連ねると単なる愚痴になるので控えますが(まだ私に理性が残っているということです)、人との相性が良くなかったということに尽きます。

すでに会社には連絡済みで、「そもそも役員も含め、ウツのことは承知済みで雇っているので、処遇については気にしないで欲しい」とのお話をいただいております。(元々、テレワークが認められている会社で、そもそも出社の義務はありません。)

大変ありがたいことです。(試用期間を待たずして切られてもおかしくないと思っていましたし、その旨も伝えました。)

さて、症状ですが、ウツというほどには恐らく常態化はしておらず、適応障害になると思われます。

ただ、テレワークとはいえ、スラックというビジネス用のチャットツールがあるため、それを眺めていたのでは、不安は募るばかりです。テレワークである以上、ストレス元から逃げられるわけではないところが、これまたツライところ、というわけです。

「恐らく常態化はしていない」としたのは、つまりは書斎が一瞬でオフィスに変わるため、家にいると症状が大幅に軽減されるわけでもないところです。(「どうなっていますか?」とバイネームで来られたら答えないわけにはいきません。会話よりはスピード感は下がりますが、チャットなのでメールよりは早いレスポンスが求められます。)

今後、しばらくは、このぶり返しと向かい合いながら、私自身が言語化してきた処方箋を元に、初動で食い止めたいと思っている次第です。

もっとも、最初の手は打っています。

先日、自宅で出社のことを考えたときに、倦怠感よりも何よりも言い知れぬ不安と恐怖が頭のメモリの一部を侵食してきて、その感じが「あのヤバいやつ」だったので、社長にメールをしました。

社長は元、直属の上司であり、私のウツのことも知っていたので(当時はウツに理解はありませんでしたが)、「明日、自宅の近くまでいくから話をしよう」といってくださり、役員にも話を通していただきました。

翌日は出社はしましたが、早上がりで社長と呑みました。最後は、結構スッキリしましたが、それとこれとは話は別です。(経営スタンスを理解しても取り巻く状況は変わりません。)

その翌日の社内会議(案件の進捗確認会議)は3時間にも及び、私は会議だけ出て帰る感じになりました。

この時点で「恐らくまわりから見えているよりも自分の状態が悪く、もしかすると自分が考えているよりも状態が悪いかもしれない」と考え、「まだなんとか説明能力があるうちに」と考えて社長にまた連絡をしました。(説明能力がなくなると涙を流しながらごめんなさいしかいえなくなるのは身をもって知っています。)

きちんと経営最高責任者に経緯を理解していただいた上で、やってはいけない努力をしないように、初心に帰って、いままでの知見も活かすことで、乗り切る過程を説明できたらと思います。

なお、既に説明能力が落ちてしまっているので、短い話で区切ってあげていくようにします。

ウツのときは、いちどに色んなことを言われてもまったく理解できないものなので、はじめからそのような記事の書き方をすればよかったとも思っています。

そういったわけで、リハビリ記が帰ってきました。よりいっそう皆様のお役に立てれば幸いです。

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