爆睡という甘美な響きではあるが、実に堅実な本。
気持ちと身体が連動していることも考えてか「絶対にこれはしてはいけない」という厳しい禁止をつきつけたりはしない。
「それができたら苦労はしない」という話もあるが(例えば日中に会話をすると・・・とか)、逆にそれをする動機付けにもなる。
奇をてらっていないぶん、たまに読み返したくなる本。
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