「心は脳だ」と言わんばかりの脳で起きていることの話(実は私はこういう脳ありきという考え方があまり得意ではない)。
セロトニンとかトリプトファン、そしてもちろん掲題のオキシトシンの役割を、現代人の生活行動と合わせて、ウツへの関連性をしめしている。そこにあるのは化学変化なので、自分に対して「気合や努力や根性がないダメ人間」という気持ちが強い人には、気持ちを切り替えるきっかけになるかもしれない。
伝達物質やホルモンの名前はバンバンでてくるが、説明自体は平易でわかりやすい。
【書籍】「脳の疲れ」がとれる生活術 癒しホルモン「オキシトシン」の秘密 (PHP文庫) [Kindle版](有田 秀穂)
2015/10/1 書籍
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