「心は脳だ」と言わんばかりの脳で起きていることの話(実は私はこういう脳ありきという考え方があまり得意ではない)。
セロトニンとかトリプトファン、そしてもちろん掲題のオキシトシンの役割を、現代人の生活行動と合わせて、ウツへの関連性をしめしている。そこにあるのは化学変化なので、自分に対して「気合や努力や根性がないダメ人間」という気持ちが強い人には、気持ちを切り替えるきっかけになるかもしれない。
伝達物質やホルモンの名前はバンバンでてくるが、説明自体は平易でわかりやすい。
【書籍】「脳の疲れ」がとれる生活術 癒しホルモン「オキシトシン」の秘密 (PHP文庫) [Kindle版](有田 秀穂)
2015/10/1 書籍
関連記事
【書籍】ヘトヘトに疲れる嫌な気持ちがなくなる本 (中経の文庫) [Kindle版] 石原 加受子 (著)
自分の感情にフォーカスして、抑えこまずにうまく付き合っていくための本。 とくに怒りにフォーカスしていて、それがヘトヘトにすることを...
【書籍】奇跡の30秒背骨ストレッチ 王様文庫 [Kindle版] 小池 義孝 (著)
まずは背骨に対するセルフイメージを問いかけるところから始まる。 単なるストレッチ本ではない。 イメージを重視しているところがおも...
【書籍】~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門 単行本(ソフトカバー)吉田 昌生
マインドフルネスの効用というかそういったことは「はじめに」にざっと述べられており、実践に重きを置いた本。 まずはやってみて、習慣化...
【書籍】仕事力を10倍高める瞑想トレーニング [Kindle版] 成瀬 雅春 (著)
横書き電子書籍。 「仕事力を10倍」と銘打っているので物言いは厳しい傾向にある。 まさにトレーニングであり、通勤しているサラリー...
【書籍】のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ! [Kindle版] 上大岡トメ 池谷裕二 (著)
サブタイトル通りの本。 記憶力が下がっているように感じてしまう理由と、どう対処したらいいのかを説明している。 前作同様さくさくと...
【書籍】すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。 [Kindle版](牧田幸裕)
つまるところ繰り返し詰め込んで練習しようという話ではあるのだが、どうしてそうなのかを順序立てて説明している。 具体例については好き...
【書籍】武器としての書く技術 (中経出版) [Kindle版] イケダ ハヤト (著)
ブログの運営の仕方を書いた本。 これは著者が本の中で書いているが、ズバズバガンガン切り込んでくる感じの文章なので、全くの初心者には...
ウツになったらTwitterを見ずに何をしたらいいのか
こんにちは。ぶり返して適応障害になってしまっている水蕗です。テレワークと称してなんとかしのいでいます。(寛解していたのに再発の兆し)...
【書籍】あきらめの悪い人 切り替えの上手い人 (講談社+α文庫) [Kindle版] 下園壮太
うつ状態にフォーカスした話で夢にむかって猪突猛進している人は対象外である。 トライアンドエラーの回数の話は救いになった。同じ失敗は...