休職したほうがいい状況
何かを考えられる状況じゃない場合は休職を考えたほうがいいと思う。
とくに「こんなときに休めるわけがない」と考えているのならなおのことだ。いきなり轟沈して引き継ぎも何もないまま誰かが背負うより、準備期間があったほうがいい。こんな状況でこのままやり過ごせるとでも思ってはいまい。どんなに頑張っても数年だ。
そして長年無理をして「やり過ごせなくなったとき」というのがどういう状況なのか、考えたことがあるだろうか。
あなたにはすでにそんなことを考える余裕が無くなっているのかもしれない。
消える集中力
精神安定剤は精神を安定させるというより、現実感をなくす感じが私にはあった。酒に酔っているのと変わらない。
集中力がなくなったら、ミスが増える。ミスが増えるとリカバリーするために仕事が増える。結果的に時間もなくなる。
生活費がない
通院するにはお金がかかる。時間だってかかる。だからといって、遅刻や欠勤がないわけではないので給料から引かれる。
ミスが増え、生産性が下がれば、給料も下がる。
勤怠がよくないと、勤務態度の点からも減点され、給料が下がる。
生きる気力を失う
勤怠が安定せず、欠勤をしていても自宅で仕事をしたりするが、評価は駄々下がりでお金がない。
こんなにつらくて、こんなに仕事に尽くしているのに、給料はどんどん下がる。欠勤控除でさらに下がる。なんのために生きているのか分からなくなる。
失業に怯える
評価が下がり、仕事を任せてもらえなくなり、もうこなくていいと言われるのではないかと怯える日々がはじまる。
短絡的になる
こんな状態ならいっそのこと会社を辞めたほうがいいかもしれないと思うようになる。こんな状態で会社を辞めてももうどこも雇ってくれないから、それならいっそのこと・・・なんて思うようになる。
実際にはこんなロジカルに落ち着いてたどり着く考えではない。頭が焦燥して「なぜだどうしてだどういうことだ」とまくしてるような心の声が、答えを出すように追い詰めていく感じだ。
そりゃあ自殺もするさ
どこかで何かが介入してこないと、スパイラルを止められない感じがする。
頼みの家族が責め立てる心の声と同じ攻撃をしてくることだってある。
「あなた、こんなんじゃ結婚だってできないよ?」
そんなの本人が一番わかっている。
上司や同僚が問題を認識しておきながら手を打たないこともある。
「不安で君に仕事なんて頼めないんだよね」
とくに周りが悪いわけではないし、自分だって逆の立場ならそんなことをいうかもしれない。周りの人も、他人にかかずらう暇など持ち合わせていないだけなのである。