うつでもリハビリ期は頑張る必要はあるがみんなの考えている頑張りではない

IMG_0332

頑張るのは調整の部分だ。段取りを頑張るのだ。無理することは頑張りではない。

自分を知る

自分を知るのには時間がかかるし、それができれば苦労はしない。
とりあえず、自分が困っていることを知ろう

何かができないときややりたくないとき、あるいはすごく疲れるときは、なにか苦手なことをやっている可能性が高い。

例えば、ミーティングのセッティングはあなたにとって非常に難しいことかもしれない。
複数の人の都合のいい日時を調整して連絡をとるのは、うつなら苦手なことであると思う。

やるのが難しいこともさることながら、やりたいと思うことがあるのなら、それもきちんと認識しておこう。

上司の望みや期待を知る

一部の人を除いて「休職したから完全復活のはずなのでバリバリフルパワーで頑張ってもらおう」なんてことは思っていない。
もしそうであったとしても、完全復活ではないことを医師の力などを使って説明すればいいことなので、悲観してはいけない。

復職したからには、回りもあなたがジリ貧であっては困るだろう。
だんだん良くなっていくのが分かるようでなくては、やはり上司も不安になるというものだ。

もしかするとあなたにどれほどの期待をしていいものか分からないでいるかもしれない。

上司との落とし所を探る

たとえば上司が「治っていっていることが分かるようにして欲しい」ということを求めているのであれば、無理にフルタイムで働き始めることはしないで、時短で4時間ほど出社するということでもいいかもしれない。

朝がまだつらいのであれば、昼に来て夕方に帰るのでもいい。

これを出勤として扱うのが金銭的にもツライというのであれば、休職期間を一ヶ月伸ばして、休職中に出社の真似事としてこれをやるのもいいだろう。

デキる人を探す

先ほどでてきたミーティングのセッティングであれば、別にあなたがやらなくても問題にはならないだろうし、誰かに頼んでも、その人はあなたほど大変には思わないだろう。

まわりの人はあなたが何をツライと思っているなんてことは分からないのである。
ただ、いってくれれば多少は面倒と思ったとしても助けてくれるだろう。
「助けてください」といわれたことをすれば確実に感謝されるので、意外と助けてくれるものである。

やるのが大変と感じていることは相談して手放してしまおう。
その手放すまでの過程でちょっと頑張らなくてはいけないが、それは正しい頑張りだ。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

水蕗をフォローする