眠れない夜こそ本を読もう

布団に入ったものの悶々として全然眠れない夜は、本を読むことでネガティブなことを考えられないようにしてしまおう。

読書はプチ瞑想

悶々としているときは、頭のなかで考えがぐるぐる回っている。ときには映像をともなうもののそこには自分がナレーションをしているはずだ。

本を読むと頭のなかでその文章を自分で読み上げるような感覚になり、悶々とした感覚が一旦遮断される

ふとしたことで本を読むことから離れて、悶々としてしまうかもしれない。経験上、眠れない夜はその頻度が上がる。それに気がついたらまた本を読む作業に戻ればいい。

頭のなかで本を読み上げることに集中するのだ。ちょっとした瞑想である。

布団の中での読書は控える

寝室で読むのは不眠治療的に具合が悪いようだ。
なんでも「寝室は寝るところなので寝ることと夜の営み以外はしてはいけない」とのことだ。

ワンルームに暮らしていたときは、リラックスできるスペースが布団の上ぐらいしかなくて、下手をするとベッドでご飯を食べていたこともあったので、納得いかないところもある。

要は脳に布団は寝るためだけの場所だと思わせるためらしい。

個人的には、横にならずにベッドの上に座るのであれば問題無いと思っている。
その本を読んだときに「寝室というものがどこのうちにでもあると思うなよ?」と思ったのは内緒の話だ。

照明は控えめに

完全に諦めてガッツリ机に向かって本を読み出すのもいいとは思う。

ただ、療養中にそんなパワーはみなぎっていないと思う。「ヘトヘトなんだけど頭のなかグルグルするし変な汗でてきたしもうヤダ。」という感じではないだろうか?

おすすめは間接照明にしてキンドルで読むことだ。

キンドルは目にやさしいし、いまどきのキンドルは回りの明るさに合わせて光量を調整してくれる。めくるのも気にならないし、思わず紙で指先を切ってしまうこともない。
それに「寝落ち」をしてもどこまで読んだか分からなくならない。
その場で買えるので読む本が尽きることがない。

ビーズクッション(駄目になるソファ?)とキンドルの組み合わせは最強である。純正のカバーは閉じるとスリープになるので重宝する。

眠れないと思ったということは、眠気がきていないのだから、しばらくは眠れないだろう。
本を読むことで眠たくなってきたらしめたものだし、結局眠たくならなくても、無駄な時間を過ごした気分は薄れるだろう。
ベッドに入ることが憂鬱になっているときは、読書を楽しむつもりで試してみて欲しい。
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