ジョンJ.レイティの本と私のジョギング

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最近、こんな本を読んだ。正確には「脳を鍛えるには運動しかない!」は読んでいる最中である。

私は一応うつは克服しているが、根本的なところがまだだと感じている。

集中力は続かないし、飽きるのが早いし、すぐイライラするし、夏休みの宿題はやらないし、かと思えば10時間机から離れないこともある。実は高校もそういったことがあってギリギリで卒業している。色んな運動はしていて、アラフォーとなったいまでもそこそこに運動をしている。部屋は汚い。ゴミで溢れかえることはないが綺麗な部屋をキープできない。

・・・どうやら私は軽度のADHDだったようだ。著者が軽度のADHDで、その症状を書き連ねているのを見るにつけ、自分のことかと思ったものだ。

男性の場合は結構激しい運動(最大心拍数の80%)をやっても良いようで、1回30分週6日が以上が推奨されている。もちろん、怪我をしていたり激しい筋肉痛が出たりしている場合に運動するのは論外だが、普通に会社勤め(IT企業)をしている状態で、故障をしないレベルの運動がやり過ぎになることはない。

「ADHDの人は運動習慣があり体脂肪率が低め」らしいが、それでももっとタフな運動習慣をもつことが推奨されている。まるで、お薬を投与するかのようにジョギングをするというわけだ。時間は朝である。ジョギングはいい感じにしかるべき箇所を刺激し、いい感じに脳内物質を調整し、不安を取り去り、モチベーションをあげる。

私はマスターズスイミングをやっているが、プールがすいていることはあまりなく、水泳自体も手軽とはいえない。既に通院は終わっているが、有休を使っての定期通院で有休は既にないところにインフルエンザで欠勤控除されてしまった。休職時の生活費の借金もあって家計は火の車である。つまりプールに頻繁にいくお金はないのだ。

私は朝は苦手であり、走るのも嫌いである。しかし、5/3のハーフマラソンに3/14に申込をした。いきなり走れるようになるわけではないが、無理をせずに継続できるように工夫をし、4月の走行距離は100kmを超えた。月間120kmに届きそうなペースなので、それなりである。

ただ、走るのが嫌いな私としては大躍進といいたい。おそらく、ハーフ完走は難なく達成できるだろう。エントリーの時点で10km以上走ったことがなかったが、ナイキプラス(ランニングアプリ)のフレンドの協力もあっていい感じに走れるようになってきた。

これからの私の「お薬」は、朝に30分走ることである。著者のいうように「走って全力で不安から逃げる」つもりである。好き嫌いの問題でなくこれからの人生の処方箋として、頑張ろうと思う。

個人的なジョギング生活の話をしているかと思われるかもしれないが、書籍は運動による効能を事例を上げてしかも熱く語っているので、それを受けての私の所信と受け止めていただきたい。
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